2022年の大河ドラマは、小栗旬さん主演、三谷幸喜さん脚本の「鎌倉殿の13人」です。放送開始日は1月9日です。
撮影はすでに始まっていますが、どこでロケをしているのでしょうか。ドラマを見ているとロケ地やゆかりの地に行ってみたくなりますよね。
「鎌倉殿の13人」のロケは、NHKによれば、北条家ゆかりの地、静岡県伊豆の国市を中心に行われています。
本記事では、
- 「鎌倉殿の13人」各ロケ地と北条家との関連性
- 今後ロケが行われそうな場所
- 「鎌倉殿の13人」主要な登場人物
- サザエさんに例えたあらすじ
を解説して行きます。
「鎌倉殿の13人」代表的なロケ地は静岡県伊豆の国市
前述の通り、「鎌倉殿の13人」のロケは静岡県伊豆の国市にオープンセットを建ててロケが行われています。それ以外には同じ静岡県の沼津市、裾野市、富士宮市でも撮影されているようです。
それぞれの地域と北条家の関係やどのような出来事が起こったのか、簡単に見ていきましょう。
ロケ地その1.静岡県伊豆の国市
静岡県伊豆の国市は北条家ゆかりの地として知られています。伊豆の国市のサイトでは北条家歴史散策マップも公開されており、伊豆の国市の韮山駅から徒歩で巡れるコースが紹介されています。
残念ながらオープンセットの場所は公表されていません。近代的な建物が映りこまないような場所でないとオープンセットが組めないので、アクセスのいいところで撮影されているのではないかと考えています。
伊豆の国市ではオープンセット以外にも大河ドラマを誘致するにあたり、イベントも企画されています。
まず、1月9日の「鎌倉殿の13人」の放送開始日に出演者のトークショーとパブリックビューイングが開催されます。
12月10日締め切りですので、興味のある方は応募してはいかがでしょうか。
また、伊豆の国市では「鎌倉殿の13人」の大河ドラマ館もこれから出来るようで、スタッフの募集も行われています。
すでに終了していますが、6月にエキストラ募集もしていたようです。地元の方にとっては一生の思い出になりますね。
2021年11月6日現在、エキストラ第2弾の募集があります。11月14日締め切りですので、興味のある方は応募してみてください。
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エキストラの募集【第2弾】始まります!!
\皆さま、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の撮影が再びやってきました!
つきましては、【エキストラ】を募集いたします!
応募する際は、必ずホームページをご確認ください。詳細、お申込みはこちらから
【https://t.co/yeAdEPx3B2】— 【伊豆の国市】大河ドラマ「鎌倉殿の13人」推進協議会 (@izunokuni_taiga) November 6, 2021
今後も、戦などの多くのキャストが必要な場合はまたエキストラ募集があるかもしれないので、エキストラ参加したい方はTwitterなどをフォローして最新情報を確認するようにしましょう。
ロケ地その2.静岡県沼津市
前述のNHKサイトによれば沼津市でもロケが行われているということですが、残念ながら、ロケ地の情報は公表されていません。
沼津市にある大泉寺は新納信也さんが演じる源頼朝の異母弟の阿野全成(あのぜんじょう)の館があったところですので、その辺りでロケが行われたのではと考えています。
/#阿野全成 役・ #新納慎也 さん
のコメント
\#鎌倉殿の13人 #源氏 pic.twitter.com/mt5dQxDk2F— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) November 19, 2020
ロケ地その3.静岡県裾野市、富士宮市
静岡県裾野市、富士宮市も伊豆の国市と同様に「鎌倉殿の13人」のエキストラ募集があったようです。
【エキストラ募集】
7月に静岡ロケ
来年放映のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」撮影が行われる、伊豆の国市、裾野市、富士宮市の3市でエキストラ募集中
締切は明日6/25(金)
申込は各市のホームページにある専用申請フォームから
三島は募集ないです💦https://t.co/1kGcpHqWWf#三島 #大河ドラマ
— 【公式】三島市観光協会 (@MishimaTourism) June 24, 2021
裾野市と富士宮市一帯は富士裾野の巻狩り(富士の巻狩りとも言います)が行われた場所です。70万人近くが参加したとも言われていますので、エキストラは富士の巻狩りの参加者を演じたのかもしれません。
巻狩りとは今の言葉でいうと軍事演習のようなものです。建久4年(1193年)5月、源頼朝が御家人を集めて大規模な巻狩りを実施しました。その時に、曽我十郎祐成と曽我五郎時致の兄弟が、父の敵工藤祐経(わが家坪倉由幸さん)を討った「曽我兄弟の仇討ち」という事件がありました。
おそらくこの時の事件を撮影するのではと考えられます。
江戸時代に五雲亭貞秀が描いた絵も残っています。
静岡県以外のロケ地は?
今のところ、静岡県でロケをしているという情報しか発表されていませんが、鎌倉幕府が成立した後は舞台が関東に移ると考えられます。
中でも
- 神奈川県鎌倉市
- 埼玉県東松山市
は特に登場人物とかかわりが深い場所ですので、今後ロケがあるのではと予想しています。
神奈川県鎌倉市
なんといっても鎌倉幕府の舞台は神奈川県鎌倉市。今のところ、ロケをしているという情報は見つかりませんが、鎌倉市のホームページでは、「鎌倉殿の13人」のゆかりの地を紹介する地図や「鎌倉殿の13人」を一人一人解説している冊子がダウンロードできます。
わざわざ冊子や地図を作成していることを加味するとかなり力を入れてアピールしていくのではと考えられます。
鎌倉は寺社仏閣が多く、自然も豊かですので、「鎌倉殿の13人」の話が進むにつれて、撮影する可能性は高いですね。
埼玉県東松山市
埼玉県東松山市は周辺の地域を含めて「比企地域」と呼ばれています。「鎌倉殿の13人」でいうと、比企能員、畠山重忠、源範頼、木曽義仲、比企尼、丹後の局などのゆかりの地です。
東松山市も鎌倉市と同様にロケをしているという情報は見つかりませんが、もしかしたら、今後、ゆかりのある人物の撮影があるかもしれません。
参考までに、比企地域のゆかりの人物は誰が演じるかを一覧表にしました。
ゆかりのある人物 | キャスト |
比企能員 | 佐藤二朗 |
畠山重忠 | 中川大志 |
源範頼 | 迫田孝也 |
木曽義仲 | 青木崇高 |
比企尼 | 草笛光子 |
丹後局 | 鈴木京香 |
このキャスト見るだけでわくわくが止まらないですね!!
「鎌倉殿の13人」キャストは誰?
「鎌倉殿の13人」は小栗旬さん主演です。小栗旬さんを含む「鎌倉殿の13人」のキャストは一体誰が演じるのか、一覧表を作成しました。
頭文字 | 鎌倉殿の13人 | よみ | どんな役か | 生没年 | キャスト |
ひ | 比企 能員 | ひき よしかず | 頼朝の側近 | 不詳-1203 | 佐藤二朗 |
か | 梶原 景時 | かじわら かげとき | 御家人筆頭 | 1140?-1200 | 中村獅童 |
わ | 和田 義盛 | わだ よしもり | 鎌倉幕府軍事長官 | 1147-1213 | 横田栄司 |
な | 中原 親能 | なかはら の ちかよし | 大江広元の兄 | 1143-1209 | 未発表 |
に | 二階堂 行政 | にかいどう ゆきまさ | 鎌倉幕府の文官 | 不明 | 未発表 |
お | 大江 広元 | おおえ の ひろもと | 鎌倉幕府行政長官 | 1148-1225 | 栗原英雄 |
ほ | 北条 義時 | ほうじょう よしとき | 伊豆の若武者 | 1163-1224 | 小栗旬 |
ほ | 北条 時政 | ほうじょう ときまさ | 義時の父 | 1138-1215 | 坂東彌十郎 |
は | 八田 知家 | はった ともいえ | 鎌倉幕府御家人 | 1142-1218 | 市原隼人 |
あ | 足立 遠元 | あだち とおもと | 鎌倉時代初期の武将 | 1130年前半?-不明 | 大野泰広 |
み | 三浦 義澄 | みうら よしずみ | 三浦党の惣領 | 1127-1200 | 佐藤B作 |
あ | 安達 盛長 | あだち もりなが | 頼朝の従者 | 1135-1200 | 野添義弘 |
み | 三善 康信 | みよし の やすのぶ | 鎌倉幕府司法長官 | 1140-1221 | 小林隆 |
ちなみに三谷さんは制作発表記者会見 で上記の13人の覚え方は頭文字をとって「ひかわなにお、ほほはあみあみ」と覚えるといいと言っています。笑
まだ全員の出演者が発表になっていませんが、今のところ、三谷作品を支えてきた素敵な俳優さんばかりで嬉しい限りです。この方々を毎週見られると思うと嬉しくてゾクゾクしてきます!!
上記以外のキャスト一覧は「小栗旬主演 2022年大河ドラマ 鎌倉殿の13人 キャスト一覧と予想」をご覧ください。
「鎌倉殿の13人」あらすじをサザエさんの登場人物に例えると?
「鎌倉殿の13人」はどのようなストーリーなのでしょうか。前述の制作発表記者会見では、サザエさんの登場人物に当てはめて説明しています。
マスオさん(源頼朝・大泉洋さん)が亡くなった後、サザエ(北条政子・小池栄子さん)とカツオ(北条義時・小栗旬さん)が手を組んで、波平(北条時政・坂東彌十郎さん)を磯野家から追放するストーリーです。
私は歴史があまり得意ではないので、サザエさんで例えられてやっと理解できました。
まとめ
いかがでしたか。
「鎌倉殿の13人」のロケ地やゆかりを訪問して、2022年の大河ドラマを身近に感じられれば幸いです。