ふるさと納税の仕組み|図解でやさしく説明

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お得情報

周りの人がふるさと納税を利用しているので、自分も利用してみたい。
でも、いったいどういう仕組みなのか、何がお得なのかが分からず、なかなか行動に移せなかったりしませんか。
この記事では、

  • ふるさと納税について図解で解説
  • ふるさと納税申し込みの手順
  • ふるさと納税を利用するときの注意点

について解説します。

この記事を読めば、ふるさと納税の仕組みについて理解し、安心してふるさと納税を利用することができるようになります。

1.カンタン図解!ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税は、自分で寄附したい自治体を選んで寄附することができる仕組みです。
更に寄附した自治体から返礼品を受け取ることができ、寄附した金額から2,000円引いた金額が所得税・住民税から控除されます。
ふるさと納税図解

2.ふるさと納税でできる控除の仕組み

次にふるさと納税の控除の仕組みを図解で示します。
ふるさと納税控除の仕組み

ふるさと納税を利用した時の控除の種類としては寄附金控除に当たります。義援金を寄附した場合、確定申告をすれば、翌年の所得税・住民税から控除されるのですが、ふるさと納税も義援金を寄附した時と同じ仕組みです(※)。
※義援金のうち「特定寄附金」に当たる場合、寄附金控除の対象となります。
参考:No.1155 ふるさと納税(寄附金控除)

3.ふるさと納税申し込みの手順

ここまで読んで控除の仕組みを理解し、ふるさと納税を利用したいと思ったなら、是非、使ってみましょう。ふるさと納税申込から控除申請までの手順は以下の5ステップです。
ふるさと納税手順

1.ふるさと納税の限度額を調べる

控除が受けられる上限は年収と家族構成によって変わります。限度額を超えない程度にふるさと納税を利用しましょう。限度額の一覧表は、「一人暮らしにおすすめ!ふるさと納税返礼品」で説明しています。まずは限度額を確認しましょう。
関連記事:「一人暮らしにおすすめ!ふるさと納税返礼品

2.ふるさと納税サイトで登録をする

ふるさと納税制度を初めて利用する方は、ポータルサイト選びから始めましょう。
ふるさと納税を取り扱うサイトは複数あります。

寄附したい自治体が参画しているポータルサイトを選ぶのでもいいですし、ポイントの還元率などからポータルサイトを選択してもいいと思います。特に楽天ユーザーにとっては、楽天ふるさと納税は楽天ポイントがたまるのでお得なのではないでしょうか。

サイト名自治体の数その他特典など
ふるさとチョイス1,600以上参画している自治体の数がトップクラス
楽天ふるさと納税1,280楽天ポイントが使える&貯まる
さとふる
990
ふるなび727Amazonギフトカードがもらえる
ANAのふるさと納税443ANAのマイルが貯まる

3.返礼品を選び、申し込む

気に入った自治体や返礼品を見つけて申し込んでみましょう。
ポータルサイトで会員登録すると住所情報が保存できるので、毎回個人情報を入力せずに済みます。

4.寄附金受領証明書と返礼品を受け取る

大体数週間後くらいに寄附金受領書と返礼品が届きます。
別々に届きますので、寄附金受領書は捨てないように気を付けましょう。
控除の手続きの時に使用します。

5.控除の手続きをする

確定申告をするかワンストップ特例制度を利用して控除の手続きを済ませましょう。
この手続きをしないと、所得税・住民税が控除されないので気を付けてください。
参考記事:一人暮らしにおすすめ!ふるさと納税返礼品

4.ふるさと納税を利用するときの4つの注意点

ふるさと納税が返礼がもらえる上にお得に節税ができるということが分かったかと思います。では、次に、ふるさと納税を利用するときの注意点を4つ挙げておきます。
注意点を踏まえて、無理なくふるさと納税を利用するようにしましょう

  • ふるさと納税を利用したら必ず控除の手続きを
  • 限度額を超えると寄附金控除の対象外
  • ふるさと納税はあくまでも寄附
  • 資金に余裕のある時にふるさと納税しましょう

4-1.ふるさと納税を利用したら必ず控除の手続きを

3章の通り、ふるさと納税を利用したら必ず確定申告かワンストップ特例制度を利用し控除の手続きをしましょう。控除の手続きをしないと、地方自治体に寄付しただけの状態で、税金が控除されません。確定申告、ワンストップ特例制度ともに、1年ごとに締め切りがあるので、締め切りに余裕をもって手続きするようにしましょう。

4-2.限度額を超えると寄附金控除の対象外

3章で説明したとおり、ふるさと納税は年収と家族構成によって控除が受けられる限度額があることは理解したかと思います。ただし、住宅ローン減税やiDeCoなどの節税制度を利用している場合は、限度額が変わってきます。
詳細な限度額を知りたい場合は、源泉徴収票などの必要書類を準備して以下のサイトのようなシミュレーションすることをおすすめします。
参考:ふるさとチョイス「控除上限額シミュレーション

4-3.ふるさと納税はあくまでも寄附

ふるさと納税は節税制度と思う方も多いと思いますが、ふるさと納税をすることで税金の負担や割合が減ることはありません。寄附した金額に応じて翌年還付される仕組みですので、そこを忘れないようにしましょう。
ふるさと納税はあくまで寄附ですので、お気に入りの自治体やふるさとを応援する気持ちを忘れないようにしてください。

4-4.資金に余裕のある時にふるさと納税しましょう

いくら翌年還付されるからと言って、ふるさと納税やりすぎで生活がカツカツになってしまっては本末転倒です。控除の手続きの締め切りも加味して、計画的にふるさと納税を利用しましょう。
ちなみに私は1~2万円ずつ、年に数回、期間を空けてふるさと納税しています。
これだと返礼品が食料でも計画的に消費できるのでいいですよ。

まとめ

ふるさと納税の仕組みについて理解できましたか。
ふるさと納税で寄附することで、その自治体に更に愛着がわいたり、返礼品目当てでふるさと納税した自治体に行ってみたくなったり、新しい発見があると思います。
2021年のコロナ禍なかなか遠出が難しいので、ふるさと納税を利用して遠方の自治体を応援してみてはいかがでしょうか。

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